htmlメールを利用する際の注意点

htmlメールは、メールに添付されたhtmlに記述された構文が実行され、メールクライアントのウィンドウ内に、まるで小さなホームページのように再現される便利な手法です。従来のメールはテキストベースの文章による表現しかできませんでしたが、画像や音声データを貼り付けるなど、ホームページを作成するのと、ほぼ同等の、豊かな表現が可能となりました。 しかし、昨今では、かつての自由にメールのやりとりができた時代とはネット上の情勢が変わり、考慮しなければならない要素が増えています。また、プラットフォームも、パソコンだけ考慮すればよかった時代から大きく変化し、スマートフォンやタブレットからの閲覧も視野に入れる必要があります。今回は、そんな時代だからこそ、htmlメールを利用する際の注意点と、それらを踏まえた上での活用方法について、考えていきます。

いきなり送信すると削除されることも

昨今では、セキュリティ意識の高まりから、メールに添付されたウィルスによる被害を未然に防ぐために、不明なファイルが添付されていたり、極端に容量が多いメールについては、受信前に削除するような機能を利用するユーザーが増えています。そのような事情から、いきなりhtmlメールを送信すると、削除されてしまう可能性があります。 多くのメールクライアントには、ホワイトリスト機能があり、許可をしたアドレスから送信されたメールについては、削除対象から除外する方法があります。もちろん送信元と、受信先のユーザーとの信頼関係が重要ですが、あらかじめhtmlメールを送付することを告知し、削除対象から除外する設定をしてもらい、確実に受信してもらう体勢を整える必要があります。

さまざまなプラットフォームを考慮して作成する

かつてはパソコンで閲覧されることだけを考えていれば良かった時代がありましたが、昨今のスマートフォンやタブレットの爆発的な普及により、さまざまなプラットフォームからの閲覧も、考慮しなければならない時代となりました。多くのパソコンでは、フルハイビジョンの1980×1080ドットのモニターが主流となりつつありますが、スマートフォンやタブレットでは、もっと小さな解像度ばかりではなく、中には標準規格を大きく逸脱した解像度を持った端末も多数存在します。 せっかく前述のような信頼関係を築き、受信する設定をしてもらっても、レイアウトが崩れたメールが相手に届き、見難いと感じてしまえば、二度と受信したくないと思われてしまっても仕方ありません。このような場合、どのようなプラットフォームにも対応できる小さめの解像度に合わせるか、パソコン用と、モバイル用を用意し、受信者に選択してもらう方法があります。